ドッグフードのビタミンの重要性
人間の健康維持にはビタミンは不可欠な栄養素です。
それは、愛犬も同じで、ビタミンが不足すると毛並みが悪くなったり、運動量が少なくなったりします。
犬が野生だった頃は、様々な獲物からビタミンを補給していましたが、特定のドッグフードを食べるようになると、ビタミンの摂取に偏りが出てきています。
ドッグフードに含まれるビタミンをチェックすることが大切です。
ビタミンには、「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」があります。
水溶性ビタミンは、ビタミンB群とビタミンCです。
ビタミンB群は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などで、エネルギーを作るのは不可欠な栄養素です。
ビタミンCには、抗酸化作用や免疫力をアップさせる働きがあります。
脂溶性ビタミンは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKです。
脂溶性ビタミンには、骨を丈夫にしたり免疫力を高める効果があります。
脂溶性ビタミンの中で特に注目されているのが、「ビタミンE」です。
ビタミンEは、「若返りビタミン」とも呼ばれ、老化の原因でもある活性酸素を除去する働きがあります。
さらに、ワンちゃんの血行改善や毛の艶を良くする効果も認められています。
ワンちゃんの健康づくりには、与えてあげたい栄養素です。
ドッグフードに含まれるビタミンで注意したいのが、「合成ビタミン」です。
合成ビタミンは、化学的に合成されたビタミンですが、添加物と同様に安全性に疑問が持たれています。
できれば天然素材からのビタミンを選ぶようにしましょう。
天然素材かどうかの見極めは、ラベルに「ビタミンC」「ビタミンB1」とビタミン単体の名前だけしか表示されていないものは合成ビタミンです。
天然ビタミンが含まれている野菜や果物が表示されていれば、まず大丈夫です。
最近のドッグフードには「天然ビタミン使用」と明記されているものもあるので、判断に迷う場合はこのようなドッグフードを選択すれば安心です。
愛犬の健康づくりのために、天然素材のビタミンを含んだドッグフードを是非試して下さい。